10月7日 頻発する水害・土砂災害~その時、私たちはどう行動するか~

 信州大学工学部国際科学イノベーションセンター(AICS)で「頻発する水害・土砂災害~その時、私たちはどう行動するか~」というテーマでミニシンポジウムを開催しました。

 前半は九州北部豪雨で被害を受けた朝倉郡東峰村の岸本さん(「熊参加本地震支援活動報告会」のパネリストで参加。今回インターネットでの参加)や岡谷豪雨災害で現場での救助避難などを行った岡谷市役所小澤さんなどに参加いただき、当時の様子などをお話しいただきました。

 また長野市で避難勧告時の体験された方からのお話やドローンを使った芋井地区の防災マップ作りを支援された方からの報告、気象予報士の方からは最近の気象についてもお話ししてもらいました。 

 後半は会場の方も加わり、豪雨を想定した避難のタイミングなどのケースを「旗揚げ」によって選択した結果を集計し、小数の意見を中心に選んだ理由などをお聞き、参加した全員で考える時間を持ちました。

 会場内には岡谷豪雨の時の資料や九州北部豪雨の新聞記事、またハザードマップやドローンを使った芋井地区の防災ハザードマップ作成までの手順などの資料も掲示しました。会場外の廊下には防災ポーチや防災リュック、簡易ランタンなどの展示など行いました。

 休憩中には「備蓄っきんぐ」の一環としてカップラーメンにジンジャエールやトマトジュースなど4つの飲料をお湯代わりに注いだものを食べてもらい一番美味しいと感じるものを選んでもらう「一番美味しいカップラーメンは?」などちょっと趣向を凝らし楽しんでもらいました。